風営許可 行政書士事務所 福岡

風営許可とは

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風俗営業は、数ある許認可業務の中でも取得が難しい部類に入ります。また、福岡県は、中洲や親不孝、博多駅近辺といった大規模な歓楽街が多いため、東京都と同一の判断基準となっており、都道府県の中でも、許可取得が難しい県になります。
許可前に、公安による営業所の立会検査があり、ライトの数や明るさ、部屋の広さ等を計測しますので、図面と違えば、当然許可はおりません。
正確な図面が必要な一方で、図面以外の書類や収集する添付書類は、それほど難しくありません。図面が正確に作成できる環境があれば、一般の方でも、許可取得は可能です。

許可申請を行えない人

簡単に言えば、行為能力が制限された人、刑罰を受けてから期間が経過していない人・許可を取り消されたばかりの人などは、許可申請しても受理されません。
1.成年被後見人若しくは被保佐人
2.破産者で復権していない（免責後ならば、法律上は可能。）
3.1年以上の懲役若しくは禁固の刑の執行から５年経過していない人（※執行猶予中も不可）
4.風俗営業の許可を取り消されてから５年を経過していない人
5.営業に関し、成年者と同一の能力を有しない未成年者

用途地域による制限

用途地域が①近隣商業地域②商業地域③準工業地域④工業地域⑤工業専用地域のいづれかである必要があります。営業場所が用途地域内にない場合、許可は下りません（違法営業）。用途地域はネットや市役所で確認することができます。

保護対象施設による制限

風俗営業許可では、周辺に学校や保育園、児童施設や病院がある場合は、営業許可が下りません。この場合の学校や保育園等を保護対象施設と呼びます。
ほかにも大学や盲学校、養護施設等も該当します。 保護対象施設が見つかった場合、店舗選びからやり直しとなってしまいます。保護施設が営業場所の周辺にあるかどうかについては、地道に各施設を調査していくしかありません。

店舗の要件

沢山ありますが、注意すべきもの・重要なものをあげます。 1.客室の出入口に施錠の設備を設けないこと。
2.客室の床面積は、和室１室につき9.5㎡以上、洋室１室につき16.5㎡以上(客室が１室のみの場合は別）。
3.客室の内部に見通しを妨げる設備（高さ１ｍ以上の仕切り、つい立てカーテン、背の高いイス）等を設けないこと。
4.照度が５ルクス以下は不可（５ルクスは新聞が読める程度。スライダックスは不可）
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